デジタルアートとジクレー版画
今回は~奥田みき・公式アートショップ~
のメイン商品でもある
「ジクレー版画とデジタルアート」についてお話します。
※お急ぎの方は画像だけを見ても内容は伝わります。
さて、今では大分一般的になった
「ジクレー版画」や「デジタルアート」ですが
今回は改めてこの二つの説明をさせていただきますね。
デジタルアートとは?
私はデジタルとアナログ(手描き)の両方を描きますが
「デジタルで描いている」というと
「?」という反応が返ってくることがたまにあります。
ですので今回はこのデジタルについて記事にしました。
デジタルアートとは?
【デジタル画】とはパソコンで描いた絵です。
「パソコンで描くって手で描くより簡単なのでは?」
と思われる方もいますが、確かに部分的には楽な部分もあります。
(例えば背景のグラデーションなど)
でも結局はきちんとした作品を描くためには
「絵を描く技術」が必要なので
「パソコンで描く=簡単」ということはありません。
私は以前はアナログ制作に拘りを持ち、
長年アクリル絵の具をメンインとした作品を描いてきましたが
デジタル表現の可能性の広さに惹かれ、
現在ではどちらも「画材の一つ」として使い分けています。
デジタルの優れている表現
デジタルの優れている点の一つが「光の表現」です。
私が作品を創る上で最も大事にしているのが「光の表現」なので、
作風と相性の良いツールと言えます。
またデジタル印刷はジクレー版画としても、
とても優れた再現力を発揮するのも利点の一つです。
ジクレー版画とは?
高性能インクジェットによる複製版画です。
インクジェット印刷と聞くと
「普通の家庭用プリンター??」思われがちですが
専用の高性能のプリンターです。
ジクレー版画は高精細で広色域。耐久性インクの使用により、
通常の室内での展示なら60年近く退色しません。
(家庭用のプリントや通常の印刷では数年で色あせします)
一昔前は版画と言えばシルクスクリーンでしたが、
現在では技術の発展と共に、美術業界などでも
「ジクレー版画」が一般的になり
美術館でもジクレー版画が扱われることが増えました。
現代において、最も流通している版画といえます。
原画とジクレー版画の違いは?
アナログ原画はマチエール(絵の具の盛り上げ)
などもあるために、やはりジクレー版画とは違います。
(それに同等のサイズで一点物のアナログ(アクリル画など)
はジクレー版画と比べると5~10倍の価格になってしまいます。)
ただ、ジクレー版画にしている絵の多くは
「デジタル画」のため、そもそも「原画」が存在しません。
そのため、便利上「複製画」という名前がついていますが
全てが原画とも言えます。
またお迎え頂いた多くの方からの感想でも
「凄いパワーを感じました!」
「絵をお迎えしてから良いことが起こっています!」
などの感想も沢山頂いています。
是非サイトの「ジクレー版画」をご覧下さいね!